司法書士試験受験記

フルタイムで働く社会人が司法書士試験に挑戦します

決断

 ここ1年、平日の平均睡眠時間は4~5時間くらいかと思います。

 勤務先から帰宅するのが大体23時。

 それからご飯を食べて(夕食はありがたいことに妻が作っておいてくれています)後片付けをして、風呂に入って寝る頃には1時過ぎ。勉強なんてしている時間はありません。

 翌朝は朝6時に起床して自分と娘の弁当を作って朝食の準備、8時くらいに自宅を出て出勤します。

 司法書士試験の勉強を始めたばかりの頃は気合が入っていたのと、仕事もそこまで忙しくなかったので、朝5時に起床して、朝一で講義を1コマを聴講してから弁当や朝食の準備をしていました。

 しかし今の状況でこれをやると平均睡眠時間3~4時間となり、いくら休日に寝貯めしたとしても、50近い身体には堪えます。

 講義の消化が思うように進まなかった大きな理由の一つがこれです。

 

 と、いうことで、思い切って退職しちゃうことにしました。

 元々司法書士試験を志したのも今の仕事にやりがいを全く感じられなかったから。後悔はありません。20年以上一緒に仕事をしてきた職場の同僚たちと会えなくなるのはもちろん寂しいですが。

 無謀なのは重々承知の上です。仕事をしながら地道に学習を進め、合格してから退職するのが普通だと思います。

 しかしこのまま続けても合格できるイメージが全く湧きません。

 再就職するのにも50代よりも前か後ではだいぶ違うと思います。まして60近くになって開業するのに、そこまでの気力・体力があるかどうか…。

 職場の人事担当と面談し、3月末で退職する意向を伝えました。

 4月からは勉強漬けの毎日を送り、7月の司法書士試験合格を目指します。